国際経済学科
語学力と経済の基礎知識をベースに、国際的な経済問題を深く学ぶ。
現代の国際社会を理解するには、国際協力のあり方や先進国と発展途上国の格差 など、世界の多様な現実を学ぶ必要があります。国際経済学科では、学科独自の 「海外特別研修」や「NGO 論」、そして海外留学など、現地での体験から学ぶ機 会を数多く用意しています。また、外国語も英語を中心に、ドイツ語、フランス 語、中国語、スペイン語、コリア語、ロシア語を専門科目として学べるようにし ています。国際経済学科で身につけた経済理論と語学力は、グローバル社会での 活躍へとつながっていくに違いありません。
学びの特徴
多角的な専門性
国際貿易や国際協力、環境、ジェンダーといったグローバル?イシューや、アジ ア?欧米?アフリカ?中南米などの各国?地域の経済?社会など、世界の多様な 現実を学ぶ科目が豊富に設置されています。

多様な外国での学修機会
国際経済学科独自の科目である「海外特別研修」や「NGO論」、そして海外留学 プログラムなど、外国に赴き、現地での体験から学ぶ機会が数多く用意されてい ます。

実践的な語学力
世界経済や各国経済?社会を理解するツールとして語学教育を強化しています。 必修科目の英語に加えて、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、コリア 語、ロシア語と選択科目も充実しています。
3つの研究科目群
地域研究
世界の主要な地域や国を対象に、経済や政治の地域性に着目して学び、各地の経 済?社会システムを理解するための科目群。世界の主要諸地域を専門とする専任 教員がいるため、関心のある地域を深く学ぶことができます。
比較研究
国際的な視野で世界と日本を相対化しながら、日本の経済?社会の特質、アジア 諸国やアメリカとの経済関係について学び、理解する科目群。企業経営や労使関 係等の側面から比較研究し、国際社会全体の理解を深めます。
問題群研究
国際協力や地球環境、資源?エネルギー、労働力移動、世界の農業問題など幅広いテーマを学びます。また、民族、宗教、文化、ジェンダーなどにも目を向け、現代の国際社会をより深く理解します。 成長のプロセス
成長のプロセス

- 1年次
- 初年次教育と外国語教育で基礎を固める
国際経済学科での学び方や外国語を学び、国際社会を学ぶための基礎を固める。

- 2年次
- 国際経済の専門知識を学ぶ
「国際経済論」や「国際協力論」などを学び、海外の現状を知る。

- 3年次
- 海外へ出て各国の実情を比較する
ゼミでの海外フィールドワーク、「海外特別研修」や「NGO 論」などに参加して、さらに現状理解を深め、比較研究する。

- 4年次
- ゼミ論文で研究の成果をまとめる
これまでの海外体験と研究から、自分なりの問いと解をまとめあげる。
世界的視野から経済活動をとらえ、自ら考える力を養成。
授業PICK UP

国際経済論
(矢野 貴之 教授)
世界各国は、財?サービスと資本の国境を越えた取引を活発に行っています。この財?サービスと資本の国際取引は、そもそもなぜ行われるのでしょうか。国際経済論1?2では、その問いに対する答えや関連する制度?政策など、グローバル経済を理解する上で必要な基礎を学びます。
アフリカの経済
(傅 凱儀 准教授)
10年前までの周縁化とは逆に、近年のアフリカは以前より世界と密接に繋がり、外部の影響をより強く受けているだけでなく影響を及ばし始めている。本講義ではアフリカの多様性を概観し、その苦難の歴史と周縁化の過程を把握してから、近年の経済成長と社会問題について考察していく。
アメリカの経済
(塙 武郎 教授)
国際経済?グローバル化を学ぶうえで絶対外せないのが「超大国アメリカ」です。本講義では、世界一豊かで、貧しいとも言われるアメリカの経済、財政、政策について、実際の画像やニュース等を見ながらリアルに学びます。後半はニューヨークやシカゴなど大都市が抱える貧困、格差、教育、交通の内政課題にマトを絞り、学習を深めます。